MOMO TIMES 9月号
島根トヨペット株式会社×島根県牛乳普及協会 夏休みのイベント
『島根トヨペット』さんと、『島根県牛乳普及協会』は、「牛乳をたくさん飲んでいただくことで、県民の皆さまの健康な暮らしを支えていこう」という活動を協力して行っています。その一環として、松江水郷祭と同日の8月2日(土)・3日(日)にTSK山陰中央テレビ本社で開催された“超SPICEフェス”において島根の牛乳の無料試飲、8月9日(土)に『島根トヨペット雲南店』において“牛乳パック工作教室”を行いました。また、11月には、“あつまれ!! はたらくくるま2025”に出展予定です。
『島根トヨペット株式会社』 勝部 道成社長のお話
「私ども“クルマ屋さん"は、イベントなどでお客さまに話しかけてもなかなかブースに寄ってきてもらえません。『当社SNSをフォローしていただくと、○○をプレゼントしまーす!』など、いろいろ試してみましたが、“クルマ屋さん”とお客さまとの距離はなかなか縮めることができませんでした。
そんな私たち“クルマ屋さん”が“超SPICEフェス"に出展させていただき、『冷たい牛乳ありますよ~♪』と、試飲のカップ牛乳を配り始めると、子どもから大人まで、たくさんの人がトヨペットのブースに立ち寄ってくださいました。呼びかけに対して足を止めていただくだけでもすごいことなのに、カップを受け取りながら『“クルマ屋さん”がなんで牛乳を配ってるの?』の質問から会話が広がり、展示車もしっかり見ていただけました。私もお客さまとたくさんお話をすることができました。
『島根県牛乳普及協会』さんと共に牛乳の普及活動をすることで、お客さまとの壁がなくなるように感じます。私どもは牛乳が健康に役立つことに注目し牛乳の普及活動を始めましたが、始めてみると、人を惹きつける魅力があるなど、牛乳のポテンシャルの高さに驚いています」
※『島根県牛乳普及協会』には、『島根県農業協同組合(JAしまね)』と『島根県乳業協会(クボタ牛乳、島根中酪、木次乳業)』の2会員が所属しています。
島根の牛乳を飲んで牛乳パック工作!
2025年8月9日(土) 島根トヨペット 雲南店、浜田店で開催

牛乳について学びましょう
弊社社長 佐藤毅史のあいさつ
牛乳パックで走る車を作ろう!
平らな場所で車をうしろに引き、手を離すと走るよ!
用意するもの
・牛乳パック×1
・ペットボトルのキャップ×4
・竹串×2
・つまようじ×1
・輪ゴム×4
・セロテープ
・ボンド
・ハサミ
・キリ
・油性ペン
・定規
定規で測りながら牛乳パックに線を引こう
① 牛乳パックの底が右にくるように置き、線を書いていく
② ①で書いた面を向こうに倒して①の隣の面に線を書く(この面がくるまの屋根になる)
③ ①②の反対側の面も線を書く
車の形を作ろう
④ ②の面を牛乳パックの底に向かって切って行く
⑤ ②で書いた線を折る
タイヤをつけよう
⑥ タイヤをつけるところに●印をつけ、キリで穴をあける
⑦ ペットボトルのキャップの中心にキリで穴をあけ、竹串をとおしてボンドで固定する。反対の竹串の端は⑥であけた穴に差し込み反対側からキャップをとおし、ボンドで固定。前輪も同じようにつける
車を動かそう
⑧ 2つの輪ゴムをつなげる
⑨ つなげた輪ゴムを後輪の竹串に結び、結んだ部分をテープで固定
⑩ 前面に穴を開け輪ゴムの先をとおし、とおった輪ゴムの先につまようじをとおしてテープで固定
⑪ 屋根を被せ、テープでとめたら完成!

超SPICEフェス(TSKさんいん中央テレビ)
2025年8月2・3日(土・日) 水郷祭と同日 島根トヨペットのブースで、島根の牛乳の無料試飲を行いました。

島根の牛乳の無料試飲を行いました

水郷祭と同日に開催されました
弊社乳製品の原乳を搾乳してくださっている、『砂流牧場』代表の
砂流さん、スイスの牧場に行く!

左から、コールさん、斎藤先生のお子さん、砂流さん、斎藤先生
砂流さんがスイスの牧場へ行くことになった経緯
『砂流牧場』代表の砂流啓二さんは11年前、神戸にあるバスターミナルで、アメリカ人の大学生コール・カールソンさんと出会いました。コールさんは当時、キリスト教の宣教活動のため『砂流牧場』に近い米子市に住んでおり、出会いをきっかけに『砂流牧場』をちょくちょく訪れるようになりました。コールさんが来ると何か食べてもらったり、いろいろな話をしたり、そんな交流をしていました。
コールさんはその後、アメリカに帰国し、大学院で博士号を取得。29歳になった現在は、スイスのバーゼル大学で働いています。そんなコールさんが今年の正月、8年ぶりに『砂流牧場』に遊びに来ました。その時に「19から20歳の間、日本で暮らし、日本の文化や考え方を学んだことが今の自分を作っている」と話し、自分のお金で砂流夫妻をスイスに招待したいと言いました。砂流さんは「招待してもらうのはうれしいけどお金は自分で払う」と言い、コールさんにスイス旅行の段取りと案内をお願いしました。
そして、6月末にスイスへ行くことを決めました。奥様は高齢の母がいるため一緒には行けず、砂流さんは心細さを感じていたそうですが、かわりに島根県共済組合の獣医師である斎藤先生とそのお子さんが同行してくださることになりました。
『砂流牧場』代表 砂流啓二さんの話
「私たちがスイスを訪れたのは6月22日から29日の8日間です。そのうちの2泊を牧場でファームステイすることにしました。スイスは物価が世界で1番高い国で、そのことでの酪農家の工夫とか本音を聞いてみたかったのです。
移動手段はレンタカーでの移動予定でしたが、案内してくれるコールさんの国際運転免許の取得が間に合わず、バスと汽車と徒歩の旅になりました。ファームステイで訪れたのは、スイスのグラウビュンデン州にあるアヴェルスという小さな村。この村は、標高2,000メートル以上の高地に位置しており、スイスで最も高い場所にある村の1つです。その村でブラウンスイス種の山岳酪農が行われているというので、一度見てみたいと思い訪れることにしました。
ファームステイ先の牧場に着いてみると、家人が見当たりません。電話をすると、『忙しいから部屋で勝手に食事を作り食べてください』とのこと。牛舎を見ると牛さんたちは前日にアルプスの山へ放牧に出したとのことで、2頭だけが残されていました。
その日、家人は姿を見せず、翌日、私たちは冷蔵庫の食材も底をつきそうなので、山を少し下った場所にあるお店へみんなで買い出しに出かけました。お店の隣に牧場があったので、その牧場にいた30歳ぐらいの男性に『日本から来た酪農家です!あなたの話を聞かせてください!』と、英語でお願いしたところ、快く応じてくれました。
彼の話はこうでした。このあたりの麓の村の牧場は、6月の終わりから9月15日までの夏の間の3カ月間、共同でアルプスの山の上の放牧場へ牛さんを預けます。山の上には搾乳場があり、チーズを作る専門のスタッフもいて、夏の間、搾乳した乳でチーズを作ります。村の牧場の人たちは時々山の上へ行き、できたチーズを受け取って帰ります。村の牧場では、牛さんを預けている3カ月間は、牛さんが冬の間に食べる牧草を作り、蓄えておきます。
9月15日以降の、牛さんが山から戻り牛舎にいる9カ月間は、村の牧場は牛乳を出荷したりしないそうで、当然、その間は収入がないわけです。『牛舎も機械も立派で、そのうえ様々な経費もかかるのに、どうやって生活してるのですか?』と聞いたら、国からの補助金が十分にあるとのことでした。
日本は、都市部には外国からの観光客がたくさん来て、『日本は素晴らしい!』と言うけれど、農村部へ行けば耕作放棄地が年々増え、景観も悪化し、野生動物の行動範囲が広がっているのが現状です。スイスの農業政策は、景観の配慮や環境の保全をする農業に対して補助金が出ているそうで、農家の収入の6割以上が補助金というケースも多いようです。アルプスの山の上までを使って放牧しても、それに対する維持管理費は国がみてくれるので、耕作放棄地というものもないそうです。
話を聞いた後、牛舎にも案内してもらいましたが、暮らしぶりは質素倹約で、古いものを大切にしながら、とてもきれいに整理整頓されていました。『なんでこんなに綺麗なんですか?』と聞くと、『こんなに自然が美しく空気も綺麗な場所で生活し仕事をしているのに、牛舎の中が汚れていてはよくないのでは?』との答えが返ってきました。私は、日本人との感覚の違いに驚きました。
結局、アルプスの放牧を近くで見ることはできませんでしたが、ハイキングに出かけた時に、アルプスの山のずーっと上に牛さんがいて、牛さんの鳴き声やカウベルが遠くに聞こえ、本当に『アルプスの少女ハイジ』の世界だなと感じました。
8日間の旅で、歩いて歩いて、いろいろなことを経験し、日本に帰ると疲れが出るのだろうと思いきや、めちゃくちゃ元気になりました。何でかな?と考えると、私は酪農家として緊張感とプレッシャーを日々感じており、旅の間、そのストレスから解放されて元気になって戻ってきたのだなと思います。酪農家もリフレッシュ休暇は必要だと痛感しました。スイスの人のように整理整頓しながら質素倹約の中で一生懸命働き、そしてリフレッシュ休暇を取れるような牧場経営をしていかなければと思いました。
最後に、今回の旅で8日間もの間、牧場をあけることにためらいがありましたが、『牧場のことはまかせてください』と、スタッフのみんなに背中を押されて出かけることができました。本当に感謝しています」

ドイツ語に変換した私たちの質問状を見てもらっているところ

整理整頓が行き届いた牛舎

アルプスの山岳放牧

村の教会
自分たちが考える"理想のパイ"を作っています。
『minorie(ミノリエ)』さんは、手作りパイのテイクアウトのお店です。2024年に出雲市の住宅街の中にオープンしました。パイに入れるカスタードクリームに弊社の山地酪農牛乳をお使いくださっています。『パイのお店 minorie』を共に切り盛りする、坂根 和見さんと安達 和紀さんにお話を伺いました。
パイ専門店を始めた理由は?
「私たちは2人とも元々、無類のパイ好き。いろいろなお店のパイを食べ歩くうち、自分たちが考える理想のパイを自分たちで作りたいと思うようになりました。しかし2人ともパイを食べるのは大好きでしたが、作るのは素人。独学で試行錯誤しながらパイ生地を作り始めました。はじめは生地をオーブンで焼いても膨らまなかったのが、配合を変えたり、温度を変えたりするうちにうまく膨らむようになり、3年経つ頃には理想のパイが焼き上がるようになりました。自分たちが食べるために作り始めたパイですが、サクサクの自慢のパイをたくさんの人に食べていただきたいとの想いが芽生え、パイ専門店を始めることにしました」
パイを作る上で大切にしていることは何ですか?
「当店は、パイ生地もフィリングも、吟味した原材料を使い、1つ1つ丁寧に手作りしています。パイ生地には国産小麦粉と発酵バターを贅沢に使い、豊かなバターの香りと、サクサク感を大切にしています。フィリングには旬を迎えたなるべく地元産の果物や野菜を使い、砂糖などの原材料にもこだわり、素材の風味をしっかり残しながら、心を込めて作っています」
どんな種類がありますか?
「当店のフラグシップはアップルパイです。通常のアップルパイに使うりんごはふじですが、9月頃からは旬のもぎたてりんごを仕入れ、紅玉や王林など複数の品種を使ったアップルパイを作ります。時期によっては3種類のアップルパイが店頭に並ぶことも。同じアップルパイでもりんごの種類によってびっくりするぐらい味、香り、食感が違うので、ぜひ食べ比べをしていただけたらと思います。
カスタードクリームを使ったパイも多くあります。いろいろな牛乳を取り寄せてカスタードクリームを作ってみましたが、山地酪農牛乳を使って炊いたものが味のバランスがよく、1番おいしいと感じたため、唯一無二の牛乳として使わせていただいています。
カスタードクリームを味わっていただく“カスタードパイ”、地元産や瀬戸内産レモンの果汁をたっぷり入れた“レモンカスタード”、自慢のアップルパイにカスタードクリームを入れた“アップルカスタード”、旬の果物とカスタードクリームを合わせた”サンドパイ”などがあります。
私たちの理想のパイを、ぜひ召し上がってみてください」

午後は売り切れのものが多くなります。予約でお取置きもしてもらえます

フラッグシップの“アップルパイ”

手作りのためみんな形が違います

カスタードクリームに山地酪農牛乳が使われている、春に登場する“いちごカスタードサンド”

ミノリエのパイは発酵バターを贅沢に使ったサクサクのパイ

店舗“パイの店”の旗が目印です
パイのお店
minorie ミノリエ
島根県出雲市浜町1912-4
TEL 090-5699-7645
OPEN 9:00~無くなり次第close
Instagram https://www.instagram.com/minorie__pie_shop/

社員食堂『おまかせや』recipe
かぼちゃとオールドゴーダチーズのサラダ
材料(2人分)
● オールドゴーダチーズ...適量
● かぼちゃ...1/2玉
● 玉ねぎ...1/4個
● くるみ...適量
● マスタード(または、カラシ)...適量
● 塩・コショウ...少々

作り方
① かぼちゃを一口大に切り、やわらかくなるまで蒸します。
② オールドゴーダチーズを角切りにします。
③ 玉ねぎをスライスし、水にさらし、水分を絞ります。
④ ①②③と、他の材料をボウルに入れて和え、塩・コショウで味を整えたらでき上がり。

余ったら朝食のパンに乗せてもおいしい💕
贈り物でいただいたうどんで
山かけうどん
『おまかせや』は夏の間、月曜日は“麵の日”。8月18日(月)のメインは、山かけうどん。茹でたうどんの上にゆで卵(きすき平地飼い卵)、山芋とろろ、わかめ、ネギ、天かすをのせ、最後に冷たいつゆをかけて。食欲のない暑い日に好評😊

