木次乳業が作る、牛乳

 牛乳は、創業当時から飽食の時代と言われる昨今もなお、作り続けています。創業当時の昭和30年代と比べ、必要最低限の栄養は摂取できるように、豊かになりました。当時から変わらず、私達が大事にしている「意味のある食べ物作り」とは、何なのかを今でも考え牛乳を作り続けます。

  • 自然にとって、動植物にとって無理なく
  • 健康の定義を物理的、肉体的な健康だけでなく、心の豊かさも
  • 単に食べる、ではなく楽しんで食べる

 木次乳業を称する「パスチャライズ牛乳」をはじめ、さまざまなタイプの牛乳をご紹介します!

 

木次乳業では、大きく分けて、ホモゲナイズの有無牛さんの種類が2頭の4種類で構成されています。

ホモゲナイズ製法で、自然に最も近い!新鮮で味わいを楽しむ牛乳

 聞き馴染みのない言葉「ホモゲナイズ」とは、牛乳の中の脂肪分を細かく砕く処理を指します。ホモゲナイズをしない牛乳を、「ノンホモ」といい、よく牧場で牛さんから搾りたての牛乳を飲んだときに感じる「さっぱり」とした味わいを楽しむことができます。

 

 ノンホモは、この牛乳を飲むと最初のひと口にクリームの部分を飲むことになり、トロっとした濃厚な感じがし、あとの牛乳が薄く感じるのです。

 

ホモゲナイズ製法の商品をご紹介

ノンホモ / 500ml

 

ロイヤルミルクティーにベストマッチの牛乳です!!木次ノンホモ牛乳は、島根県内の酪農家が愛情を持って飼育した健康な牛から搾りました。

ノンホモ牛乳とは生乳の中の脂肪分(球)を細かく砕くことなく殺菌した牛乳です。生乳に手を加える工程が少ないことから、昔ながらの牛乳の風味を味わいいただけます。静置しておくとクリームが浮く事がありますので、よく振ってからお飲みください。
さらに、牛乳本来の栄養や性質を壊さずにゆっくり優しく殺菌するパスチャリゼーションを採用しています。

冷やしてそのまま置いておくと、牛乳のクリームが上部に浮いてきます。生乳に手を加える工程が少ないという面で、より搾ったままの生乳の味わい残す製法です。

 

木次ノンホモ / 900ml

木次ノンホモ牛乳は、島根県内の酪農家が愛情を持って飼育した健康な牛から搾りました。ノンホモ牛乳とは生乳の中の脂肪分(球)を細かく砕くことなく殺菌した牛乳です。

生乳に手を加える工程が少ないことから、昔ながらの牛乳の風味を味わいいただけます。静置しておくとクリームが浮く事がありますので、よく振ってからお飲みください。

冷やしてそのまま置いておくと、牛乳のクリームが上部に浮いてきます。生乳に手を加える工程が少ないという面で、より搾ったままの生乳の味わい残す製法です。

 

パスチャライズ / 500ml

 島根の自然豊かな山間地で飼育された健康な牛から搾った新鮮な生乳を、牛乳本来の性質や栄養を損なうことのないように熱処理した牛乳です。成長期のお子さんからお年寄りまでの身体作りや健康維持に最適な飲み物です。

 

サラリとした口当たりで、さっぱりした風味のパスチャライズ牛乳

 昭和53年から今に至るまで皆様にご愛願いただいている、「パスチャライズ牛乳」。市販で売られている牛乳とは、一味違います。パスチャライズ牛乳は、市販の牛乳と比べ殺菌方法に大きな違いがございます。

 一般の牛乳の多くは、超高温殺菌(120℃~130℃2秒間殺菌)です。一方パスチャライズ牛乳は、65℃30分間の低温殺菌または72℃15秒間で殺菌します。低温殺菌を行うことで、天然(生乳)の性質を残しつつ、有害な菌を死滅させることができます。

 

 低温殺菌によってタンパク質の熱変性を抑え、カルシウムと共に体内でゆっくり消化吸収を促します。味わいは、「こげた臭い」や「甘ったるさ」また「ネバネバ感」が少なく、サラリとしたとても飲みやすい牛乳が、パスチャライズ牛乳です。

 

 低温殺菌を行うためには、そもそも牛乳が生乳が清浄できなければ元も子もありません。そのため、パスチャライズ牛乳をつくるには質のよい牛乳が必要です。生乳は、豊かな自然の中でのびのびと育った健康な牛から搾られる必要があります。

 

 より、自然に近い牛乳を味わっていただきたいという思いから、弊社では餌はもちろん飼育方法や飼育規模、また酪農をとりまく環境にも配慮しています。

 

丘陵な土地で育った、タンパク質豊富な山地酪農・ブラウンスイス牛乳

 パスチャライズ牛乳と同じく、弊社代表商品の「山地酪農牛乳」。創業者の佐藤忠吉が、土地柄にあった自然を最大限に活かすべく、当時は、効率が優先され衰退していた飼い方であった「放牧」を先取りしてできた牛乳です。

 

 乳牛の一般的な飼育方法は効率良く生乳を生産するため、牛さんを部屋にいれる方法でした。「自然にとって、動植物にとって無理なく」という信念をもとに、牧場近辺の里山の急峻な地形を活かしたいと、あえてヨーロッパの山岳牛でもある「ブラウンスイス種」を飼育しています。

 

  実際に放牧を基準とした牛さんたちとの生活を始めてみると、牛さんたちは自由に散歩を行い、私達からしてみるとなんだか穏やかに見えます。一方で、たくさん運動をすることで、牛さんたちのエネルギーが消化され、牛乳がたくさん搾れなくて困っているといという、弊社の悩みは内緒です。

これまで、弊社はさまざまな牛乳作りに挑戦してまいりました。自然にとって、動植物にとって無理なく、意味のある食べ物を作りを。単に食べる、ではなく楽しんで食べることを。これからも弊社は、意味のある食べ物作り、とは?と考えてまいります。

ブラウンスイス牛乳 / 500ml

木次乳業では、奥出雲地域の急峻な山々の地形をそのまま利用した日登牧場という放牧牧場の運営を行っています。この日登牧場で一年中放牧して育てたブラウンスイス牛の、新鮮な生乳をパスチャライズ殺菌しました。

また生乳本来の姿を残すためにノンホモジナイズ製法を採用しました。1年中放牧した牛から搾られる生乳は四季に応じて色、味、香りが移り変わります。ブラウンスイス牛乳特有のコクのある風味と四季の移り変わりを感じていただければと思います。

 

山地酪農牛乳 / 1,000ml

 木次乳業では、奥出雲地域の急峻な山々の地形をそのまま利用した日登牧場という放牧牧場の運営を行っています。この日登牧場で一年中放牧して育てたブラウンスイス牛の、新鮮な生乳をパスチャライズ殺菌しました。

また生乳本来の姿を残すためにノンホモジナイズ製法を採用しました。1年中放牧した牛から搾られる生乳は四季に応じて色、味、香りが移り変わります。ブラウンスイス牛乳特有のコクのある風味と四季の移り変わりを感じていただければと思います。

みなさんと一緒に、食べ物を通じておいしいだけでない、新しい体験や感覚を共有していければ幸いです。