MOMO TIMES 10月号
木次乳業の旬の情報をお届けします。
田んぼが黄金色になりました。
春に新入社員が研修で手植えした弊社の田んぼの稲が黄金色になり、いよいよ収穫の時期を迎えようとしています。このまま順調に生育すると、9月末頃に収穫となりそうです。
弊社の田んぼを管理する景山に話を聞きました。「今年は春、夏をとおして気温が高く、米作りの工程がすべて前倒しになりました。 4月頃の育苗の段階で苗の成長が早かったため、例年より少し早めの田植えとなり、その分、収穫も少し早めになりそうです。
特に今年は雨が少なく、気温が高かったので、いろいろな問題が起こりました。 まず、田んぼが水不足になり、用水路からポンプで水を汲み上げたりなど、水の対応に追われました。
また、畦道の草が勢いよく伸びて、いわゆる“大草”(丈が高い草が密集している状態)になってしまい、 草刈りが例年より重労働になりました。 気温が高い中での重労働で参ってしまいそうだったので、草を刈る時には必ず“ファン付きベスト”を着て、休憩をしっかり取ることを心がけました。
いろいろと大変な思いをしましたが、 今年もなんとか無事にお米が実り、ホッとしています」収穫した米は10月から弊社社員食堂の玄米ご飯になります。
焼きたてにこだわりながら、お客さまに楽しんでいただけるパンを。
JR出雲市駅近くの商店街にある『金絲雀(カナリア)』さんは、約1年前にオープンしたベーカリーです。 開店は朝7時。
たくさんのお客さまが朝食のパンを求めて足を運ばれます。 銀行だった建物をリノベーションした店舗は、天井が高く開放感があり、お洒落で落ち着いた雰囲気です。
シェフの田中佑太さんとマネージャーの勝部紀行さんにお話を伺いました。
出雲でベーカリーを始めた理由は?
田中シェフ「私は富山県出身で、高校生の頃にベーカリーでアルバイトをしたことをきっかけにパンにのめり込み、高校卒業後は『ANAクラウンプラザホテル金沢』などでパン職人として働いていました。大手のベーカリーやホテルなどは焼くパンの種類にある程度の決まりがあり、パンを焼いていくうちに、自分の思うようなパンを焼きたいという思いがどんどん膨らんでいきました。
私は、当店のオーナーと子供の頃からの友人で、就職してからも「こんな店を持ちたい』といった夢を語り合っていました。 そして、オーナーの出身地である出雲で、一緒にベーカリーを始めることになりました。
この出雲で、私たちが理想とするパンを、より多くの方に食べていただきたいとの思いでパンを焼いています」
どんなパンを焼いていますか?
田中シェフ「地味だけれど、生活の一部になるようなパンを焼いていきたいと思っています。 メインで焼いているのはバゲットやカンパーニュなどのハード系のパンです。
ハード系のパンの食べ方の提案として、パン生地にいろいろな具材を練り込んだりのせたりしたものも焼いています。 当店のパンの種類は常に増えており、今は70~80種類のレシピがあります。
塩こんぶやかつお節など、パンにはあまり使わないものを使ったりもします。新しい素材を探して産直の店などを見て回ったりもしています。
意外な組み合わせの素材を使ったりもします。例えば、マーマーレードとペッパー。一見相性がいいとは思えませんが、焼き上がるとお互いの味と風味を引き立て合います。
お客さまが、素材の斬新さや組み合わせに驚いたり、味や食感、形を楽しんだりしてくださるといいなと思っています」
パンのどんなところに魅力を感じていますか?
田中シェフ 「パン作りは、日々同じことの繰り返しですが、まったく同じ工程で作っても日によってパンのできが違い、同じものができないところに魅力を感じます。
その日の気温や湿度、天気がパンのでき上がりに影響しますが、自分のその日の気分も影響するので、パンは生き物だなと感じます。パンがうまくできなかったときには何が問題だったのかを1つ1つ見直すのですが、そんな作業に楽しみを感じています」
なぜ、 木次パスチャライズ牛乳をお使いくださっていますか?
田中シェフ「木次パスチャライズ牛乳は地元で有名な牛乳なので、使いたいと思っていました。 お店を始める前に木次乳業の工場と牧場の見学に行き、その時に飲ませていただいた木次パスチャライズ牛乳がすっきりしていて、私が知っている牛乳とは全然違うことに驚きました。
以来、 牛乳を使うものはすべて木次パスチャライズ牛乳を使っています」
朝早くからお店を開けている理由は?
勝部マネージャー「当店では、焼きたてパンを朝食に食べていただきたくて、朝7時からオープンしています。地元の方が、出勤される前に朝食を買いに来てくださったり、休日の朝、お父さんが家族分のパンをまとめて買いに来られることもあり、出雲でも朝食に焼きたてパンを食べる人が多くなってきたのかなと感じます。
当店の近くにはホテルが多いので、休日になると観光で出雲に来られたホテルのお客さまが朝食のパンを買いに来てくださいます。パンを購入したお客さまが焼きたてのバゲットをかじりながら商店街を歩いて行かれる姿を見ると、とてもうれしく感じます。
当店では、1日を通してたくさんの種類のパンが登場しますが、午後にはなくなることがありますので、お早めのご来店をおすすめします」
①『金絲雀食パン』。 椿酵母が使われています。休日にはこのパンを求める人の行列が。
②『クロワッサンチャコル』(竹炭まっ黒クロワッサン)とプレーンの『クロワッサン』。大人気のため購入は1グループ3個まで。
③ジェノベーゼ
④冷蔵スペースには、パンのお供にと、木次牛乳が並んでいます。一緒に販売されている弊社のチーズ『プロボローネピッコロ』は食パンやバゲットにのせて召し上がると美味。 加熱すると糸を引くので、トースターで焼くのもおすすめです。
金絲雀
Instagram:kanaria_bake
島根県出雲市今市町新町743-19 Tel.0853-27-9078 (ご予約受付は8:00~)
Open/月曜、金曜、土曜、日曜日 7:00~17:00 ※商品がなくなり次第終了
定休日/火曜、水曜、木曜日 不定休あり(Instagramでご確認ください)
湯上がりに木次牛乳!!
木次牛乳販売機を置いてくださっている入浴施設をご紹介します。
亀嵩温泉玉峰山荘
http://tamamine.jp
島根県仁多郡奥出雲町亀嵩3609-1
TEL.0854-57-0800
「出雲国風土記』 に “神が宿る山”と記される『玉峰山』。その山の裾野に2千年の昔より湧出する温泉は、やがて『亀嵩温泉』と名付けられ、さまざまな病に効く薬湯として地元の人々に親しまれてきました。
現在、『玉峰山荘』がその湯を受け継ぎ、湯治客や観光客の体と心を癒しています。「亀嵩温泉』の泉質は、少しとろみのあるpH8.9のアルカリ性単純泉。クレンジング効果が高いのが特徴で、肌の汚れや角質を取り除くため “美肌の湯”とも言われます。
日帰り温泉について
営業時間
Open 10:00-20:30 (最終受付20:00) 年中無休
利用料金
中学生以上 700円、 3歳~小学生400円
浴室備品
シャンプー、リンス、ボディソープ
※タオルは別売り (ポーチ付200円)
広島東洋カープ“わがまち魅力発信隊”に参加し、雲南市をPR!!
8月24日(土)
広島市にあるマツダスタジアムで行われた広島カープvs阪神タイガース戦での 『広島東洋カープ“わがまち魅力発信隊”』 のイベントに参加し、みなさんと一緒に雲南市をPRしました。
イベントでは、
★大型ビジョンでの雲南市のPRや『奥出雲和牛サーロインステーキ』の抽選会!
★雲南市観光協会から、雲南市パンフレットとカープ応援うちわの配布
★・『奥出雲和牛』を使用したトルネードステーキをその場で焼いて販売
・酒造メーカーの清酒の試飲
などによる熱いPRで、雲南市の魅力を発信しました!!
弊社は、木次パスチャライズ牛乳と木次ミルクコーヒー、プレミアムアイスクリーム『VANAGA』を対面で販売しました。
牛の模型 『うし子』も同行し、来場された方に乳搾りの疑似体験もしていただきました。
この日の広島市の最高気温は35.6°C! 猛暑の中、弊社の冷たい牛乳とアイスはとてもよろこんでいただけたようで、何度もリピートして買いに来てくださるお客さまもいらっしゃいました。
試合の結果は、広島カープ2―1阪神タイガースでした。
写真提供: 雲南市観光協会様
社員のおすすめ料理 イズモ・ラ・ルージュを使った 『チーズイカ飯』
材料(4人分)
・イカ(中サイズ)・・・4杯
・米・・・40g
・もち米・・・40g
・ イズモ・ラ・ルージュ ・・・50g
【調味料】
・酒・・・小さじ2
・みりん・・・小さじ2
・しょうゆ・・・小さじ2
【煮汁】
・酒・・・100ml
・みりん・・・50ml
・しょうゆ・・・50ml
・砂糖・・・小さじ1/2
・水・・・適量
作り方
❶米、もち米を洗い、一晩水に漬けておきます。
❷イカは胴から足をワタごと抜き、軟骨を取って内側を洗い、水けを拭きます。足は、ワタと目、口を切り離し、1cm長さに切っておきます。
❸イズモ・ラ・ルージュを細かく刻みます。
❹①の水を切り、②のイカの足と③、【調味料】を混ぜます。
❺②のイカの胴体に④を詰め、つまようじで口を閉じ、破裂防止の穴をフォークなどで数箇所あけます。
❻鍋に⑤、【煮汁】を入れ、イカがかぶる程度に水を加えて強火で加熱します。煮立ったら落とし蓋をして、途中でひっくり返しながら弱火で40分から1時間、煮込んだらできあがり。
❼食べやすい大きさに切り分け、器に盛り付けます。
Point!
イカの中に詰める具は胴の1/2程度。 煮汁で煮込むと米がイカの胴いっぱいにふくらみます。 刻んだ大葉を4の段階で混ぜると味のアクセントに! 川本家で好評でした!